おっさん。

日曜に遊びに行った際に、珍しく大量に写真を撮ったのでそれらを見返していた。写真に映し出される自分の姿を見ていて思うのは、ああ、自分おっさんになったなあ、ということだ。

見かけが確実におっさんになっている。別におなかがポッコリ出ているわけでもないのだが、全体的に身体が緩んでいるのと、顔に年齢が出ている。

中身は全然変わっていない。日ごろ考えていることも見事なまでに中学生の頃からたいして変わっていないのに、見かけは着実におっさんになってゆく。この状況をどう考えればよいのか。

このまま、中学生の心を持ったまま、おっさん度がどんどん濃くなり、やがてじいさんになっていくのだとしたら、それをどう考えればよいのか。どう着地させればよいのか。

どれだけ年齢を重ねようとも、変わらない心がある。見かけは老いていこうとも、子どもの心のかけらが、どこかに残っている。そんなおっさんは、じいさんは気持ち悪いか。そんなこともないか。いや普通に考えれば気持ち悪いか。