オペレーション。

ファミレスに行くと、明らかにホールの人員が足りていないな、ということが増えてきた。それほど店が混んでいないのに、入店後に待たされる、テーブルに座っても周りのテーブル(退席後)が片付けられていない。もちろん店員がサボっているわけではなくて、めいっぱい動いても間に合わないのだろう。


一方でいつも盛況の回転寿司チェーンは、お客さんでごった返しているにもかかわらず十分な数のホールスタッフがきびきびと店を回している。注文と配膳に人手をほとんど割く必要がないだけで、働くほうもすごく楽になるのだろう。回転寿司のレーンと注文パネルは一周まわって働き手の側にも新たな付加価値を生み出したのである。


この人手不足の時代に、ファミレスのオペレーションは合わなくなってきているのだろう。せめて注文だけはタッチパネルだけで済ませられるようにならないと、サービス低下と人材流出の悪循環は止まらない。