大そうじ。

朝から思い立ってわが家の大そうじをはじめ、気づいたら4時間が経過していた。収納スペースから全てのものを出して捨てるものと残すものに選り分け、捨てるものをどんどんゴミ袋に突っ込んでいく。できあがったゴミ袋は12を数えた。モノが少なくなるのは気持ちがいい。

思い出の品として、もらった手紙や年賀状、さらには旅行に行ったときのおみやげ(買ったものの一度も開封せず今に至るもの)やチケットなどが意外にも量が多い。捨てるのが忍びなくこれまでの大そうじでも極力残していたのだが、今回はかなり思い切って捨てた。昔大量に作ったCD-Rも全部捨てた。

捨てようか逡巡する瞬間は、未練が残るのだが、いざ手放してしまうと気持ちがいいのはなぜだろうか。結局のところ、モノはいつまでもそばに置いておけるものではない。記憶は、残るものはずっと残すことはできる。しっかりと記憶に残して、記憶と一緒に生きていけばいいのだと、最近になってようやく割り切れるようになってきたのかもしれない。