祈り。

九州で地震が続いている。一昨日の夜の最初の地震では、揺れの大きさにしては相当被害が抑えられているように感じられたが、その後も地震の回数が収まらないでいるうちに被害が拡大している。一度の揺れには耐えうる耐震基準であっても、それこそ何十回と揺さぶられると、耐えがきかなくなってくるということなのだろうと思う。

建造物の耐震基準だけでなく、被災地の人たちの精神状態も耐えがきかなくなるんではないかと心配になる。絶え間なく揺れにさらされていることからくるストレスはどれほどのものか。5年前の震災の後には僕自身も揺れに過敏になっていたが、そんなものでは済まされない精神状態ではないだろうか。

未だに現在進行系で地震が続いているので、正直言ってなにが現地に役に立つのかわからない。特別な能力を持たない僕にとっては、細く長くやれることをやるしかないのだと思う。そして、自分がこういう時にどういう考えを持つのか、しっかりと認識しておきたい。