二面性。

最近、人から二面性があると言われるようになった。的確な指摘なのだろうと思う。臆病な時もあれば大胆な時もあり、優しい時もあれば、残酷な時もある。


決まったロールを演じているのではなく、どちらもその時々の本音なのだろう。そしてそれこそが人間らしさというべきものかもしれない。


いつなんどきも一貫した判断基準に基づいて行動ができるならば、もっと上手く人生をやれていたのに、と思うこともある。でも、その人生は本当に楽しいものだろうか。揺れがあるからこそ、人生は山あり谷あり、そして喜びも後悔もあり、そこに彩りがでてくる。


与えられた人生を、その命が尽きるまで、精いっぱい生きたい。良いこともそうでないことも経験して、学びを得て、次の世界に旅立ちたい。