不治の病。

もう何年もずっと、ブログをやめたいと思っている。しょせん独り善がりな気持ちの垂れ流しで、他人が読んで気持ちのいいものでもないし、変なところでこのブログの存在が明るみになれば余計な苦労を背負う危険性もはらんでいる。昨年の12月などは、もういい加減年末を目処に止めよう、子どもも産まれたことだしブログなんぞ書いている時間があれば他にやるべきことがあるだろう、と何度思ったことか。

それでも年が明けたいま、まだブログを止められないでいる。やめてしまうのは惜しいという気持ち、どんなにつまらない内容であっても、自分が感じたこと、考えたことの形跡を残しておきたいという気持ちが高まっている。日々の生活がめまぐるしいからこそ、書き残していなければすぐに忘れてしまうことが多くて、忘れてしまうのがもったいないことを、ブログに残しておきたい、その気持ちがあるからこそ、未だに止められないでいる。書いていることのつまらなさに嫌気が指すものの、書くことがない、ということにはならず、次はあのことを書き残しておきたい、ということが次々に湧きあがってくる。

2015年に入っても書き続けているので、まだ当分はなんだかんだと続くのだろう。本当に嫌になった時には少し休むのかもしれないが、どうせまた少ししたら書きたくてムズムズしてくるのだ。一生治らない病気のようなものだ。