やめどき。

もう10年以上、日記はiPhoneで執筆していたのだが、ふと思うところがあってノートパソコンに切り替えてみた。違和感もなく、むしろ書きやすさを感じている。

 

iPhoneもノートパソコンも指を動かして文字を打ち込むことには変わりはないのだが、スクリーンと眼の距離が変われば、思考回路もまた変わる。それがなんの違いがあるのか、というくらいの他愛もない日記なのだが、自分にとっては新鮮で、日々の中での日記の位置づけも少し変わるかもしれない。

 

もとはといえば、40歳に達してまで日記を書き続けている、ということは全く想像できなかった。もういつ止めてもいいや、とずっと思っているのだが、止めてしまうことが自分の精神や日常の行動、判断にどう影響を及ぼすのか、未知数な部分があって、やめられないでいる、というのが正しいか。

 

なにかきっかけがあったから、日記を書くのを止める、ということは意地でもしないのだろう。なにかに影響を及ぼされてやめるのではなく、自分の中の気持ちで自発的に止める。しょうもないこだわりだけれども、そう思って、自分で筆を置く日まではなにがあっても書き続けるのだと思う。