カフェ②。

(昨日の続き)

ごくたまにホテルのラウンジにも行くのだが、ここは1杯1500円、場所によってはもっとする。トータルバランスを考えるとあまり積極的に行く理由がない。ハイクラスの喫茶店と比べても、密室感がなく、他愛もない話しかできない感じなのである。空間の広さが逆に仇になってしまう。むしろホテルニューオータニなどはいつもごみごみ混んでいるので、声が紛れてちょうどよい。このあたりの場所のケーキなどは、本当に手が出なくなってしまった。

 

そしてどのジャンルのカフェも(スターバックスタリーズも含めて)、都心は最近はいつも混んでいる。おそらくハイエンドの喫茶店が最も空いているくらいだ。地方もそうなのだが、これは街中にひと息ついて休憩できる場所が少なくなっているのも大きい。自分なぞはあまり羞恥心もないので、地方などに行けば街かどのベンチに普通に座ってパソコンを開く、ペットボトルのお茶を飲むくらいのことはしてしまうのだが、さすがに東京ではそのようなこともしなくなったし、そもそもそんなことをできる場所がほとんどない。わずかに、銀座駅溜池山王駅などに申し訳程度にワークスペースがある。(さらに続く)