南森町。

南森町でたいそう美味しい蕎麦をいただく。そのあとはこれもまた美味しいコーヒーを。身も心も満たされて午後の仕事に取り掛かる。

 

2年近く前に、このまま突っ走ってどこまでやれるだろうか、と想像していた先のゴールに近づいている。そろそろ従前のやり方の延長線上で走っているとキャパオーバーになるポイントに近づいてきた。その時その時で力になってくれる人がいたり、神さまの助けが降りてきたとしか思えない僥倖があったりということで切り抜けてきたのが本音だと思う。

とはいえ、そういう助けを得てたまたまやれてきた時代には幕を下ろすべきであるという自覚はあり、いよいよやり方を変えることを迫られているのだろう。年末はそのいい区切りになるはずだ。

 

もうちょっと肩の力を抜いて、脳のメモリからもノイズを取り除いて。なにも考えずに目の前に広がる景色を見つめ直して。周りにいる人たちに感謝をして。朝がくれば今年の最終営業日である。もちろん、仕事柄大晦日も正月も気の抜けない部分はあるものの、気持ちを新たに、ひとつ、締めの日とする。