超回復。

北新地にて。ここで飲むのはおそらくは3年ぶり。ついこの間まで足しげく通っていたような気もするが、街の様子はかなり変わっている。印象的なつくりの建物も増えている。以前からいわくつきと言われていた土地にもきらびやかなビルが建設中で、既にテナントがほぼ確定しているのだという。コロナでダメージを受けたはずの歓楽街も、弱まるどころかさらにパワーを増しているように感じる。多額のおカネを手にしてもスタイルを変えずにつつましく暮らしている人が増えている一方で、景気よくカネを使う人の勢いもまだまだ衰えていない。むしろバーチャルでは感じられない熱気を感じに人々は歓楽街に集まるのだろう。

昔よく通ったラウンジとは別のお店へ。世代が違うからなのかもしれないが、キャストのノリもまた違う。悪い言い方をすれば即物的なのだが、長い前振りや段階を踏んでお目当てのものにたどりつく、などという考え方はこんにちでは流行らないのだろう。それを趣きが無いと切り捨てるか、効率的で良いと受け入れるかは人それぞれであるし、世代によっても受け止め方は違うのだろう。