親と子、子と親。

息子が学童野球をはじめて1年半、初めて通しで年明けから完走したのが今年である。まぁなんというかいろんな感慨がある。

なんというか子どもは楽しく野球をやりながら体力がつけばそれで良いと思うのだが、親は親でいろいろあるのである。それぞれの家庭での野球という競技に取り組むスタンスやら、他の習い事等々との優先度合やら。大人の都合で子どもに負の影響を与えるのは本末転倒だし、あくまでも子どもが主役であるべきなのである。しかしながら、突き抜けて頑張った時にこどもは時にとてつもない可能性や力を発揮することもある。そういう姿を目の当たりにしてしまうと、逃げずに立ち向かって努力することにはどうしようもなく尊い価値があって、できることならば自分の子にもそういう気持ちを味わせてあげたいという感情もムクムクと湧き上がってくるものである。

期待をするからこそ結果が出るのか、それとものびのびとやらせることが良いのか、なんとも言えない部分はある。また来年からも、試行錯誤しながら、楽しんで取り組んでいきたい。