冗談じゃない。

相変わらず暑くてとにもかくにも異例づくしであった今年の夏がついに終わろうとしていて、なんとなく寂しい気分になっている。温暖化はますます進むのかもしれないが、自分自身としては今年はいろんな意味で記憶に残る夏になったと思うし、個人的な直感としては、これ以上暑い夏は今後到来することはないのではないかな、と根拠のない予感をしている。

 

前進したこともあった、停滞したままのこともある。もうダメかな、と思ったところで道が開けたこともある。仕事のことも、それ以外のことも、案ずるより産むが易しでことが進んだこともあった。

 

仲間も増えた。それとともに、別れを告げる関係もある。なにかを喪失することではじめて、そのスキマに新しいものが流れ込んでくることもある。手放さなければ手に入ることもなかったのだろう。

 

記録的に訪れの遅い秋と、その先の冬にどんな景色が待ち受けているだろうか。個人的には、あまり良い季節ではないのかもしれない、という予感を持っている。それでも、自分自身は変わらずたくましく生きていたい。与えられた状況を仕方ないと諦め受け入れてしまうのではなく、冗談じゃない、自分で状況は変えられるのだ、変えてみせるのだという姿勢を持っていたい。