わかもの。

平均年齢30才弱のベンチャー企業のオフィスを見学させてもらう。渋谷で、狭くてみんながワイワイ働いている。ランチなどをフリースペースで食べている。若いエネルギーが充満していて、なんともいいなあと月並みながらに思ってしまう。

 

今どきの若者は、、なんてよく言われるけれども、今どきの若者はよく勉強しているし、真面目に働く。目的意識も自分たちが若い頃に比べるとはるかにしっかりとしている。一方で、仕事の意味やらを考えすぎるあまり、食わず嫌いも生じがちであるし、打たれ弱い部分もある。有無を言わさずに言われたことを思考停止してやりきる、というのもある意味では貴重な経験である。

 

総体的には日本もまだまだ捨てたものではないし、逆にあと20年もすればいろいろな膿が抜け切ってよい国になっていることだろう。悲観する必要などないと思う。そして、海外に脱出する必要もないのだと思う。経済環境は変われど、生活の根本は変わらないし、あしもとを見つめながらやっていく。