giverとtaker.

今夜もまた、メンターとでも呼ぶべきお方と面談。年初から続けて賦活される人と意見を交わせるのは本当にありがたく、恵まれていると自覚する。人を育てる、ということに自分の人生を投げ出して取り組む方にどうしても惹かれてしまう。いまの自分はまだそのようなことができる存在にはほど遠いが、いつかは彼らのように人を育てる役割を果たしたいのだろうな、と心の奥底で思う。

自分が尊敬できる人たちと一緒に働きたいな、と思い続けてきた。その思いである職場を去り、次の職場に移り、またその次の職場に移りを繰り返してきた。仕事をするうえでもちろん金銭的な報酬は大切であるけれども、それだけではなくて、敬意を表することのできる人たちと一緒に働く、という報酬を得ようとすることも大切にしてきた。

もちろんその気持ちは今でも変わらないのだが、そろそろ自分が受け取るだけではなくて、自分が周りの人になにを与えられるか、ということも考えていかねばならない、いつまでも自分だけが気持ちよくなっているだけではいけないのだ、とも強く思うようになってきた。簡単な時代ではなくなる、まずは自分自身がどう生き残るか、という時代になることは百も承知で覚悟はしているが、それでも人とつながってひとつのものごとを成し遂げることをあきらめずに、やっていきたいと思う。