仕事とは人生。

マネジメントの立場に近づくにつれて、人の心を動かすことの要諦を身にしみて感じるようになった。それは、行動する背中で示すこともそうだし、ひとつひとつの言葉かけ、メールや電話もそうである。いかに自分以外の人にモチベーションを持ってもらい、気持ちよく働いてもらうか、そのスキルの巧拙で組織でできることのアウトプットは大きく違ってくるものだと感じている。

こういう言葉に落とし込んでしまうと途端に陳腐化してしまうものだけれども、心理学こそが経営にとって最も重要なものだと思う。周りの人を大切にすれば、自分もマネジメントとして力を発揮でき、結果として自分が浮上することを助けてくれる。引き受けたり、流れで押し付けられたような仕事が結果として、やっていくうちに面白くなり、自分の新しい一面に気づくことがある。そしてそれが人から喜ばれるものであればなおよいことである。

仕事とは人生だなと改めて思う。それぞれの人生を良きものに昇華できるように、自分も持ち場で役割を果たしていきたい。