新陳代謝。

銀座の隠れ家バーで会食。いろんな人と知り合いになれることは楽しく、ありがたい。1ヶ月のうちに新しい人と会って、その人のことを吸収できる人数には限りがあるので、あまりむやみやたらに人と会うのは良いとは思わないが、新しい人と会い、人脈も新陳代謝していくことこそが、ものごとを前に進め、新境地に至る原動力になるのだと思っている。


なんというか、昔取り組んだプロジェクト、相対した人のことが、巡り巡ってまた自分の前に戻ってくるのは、不思議な気分である。自分の人生をまだ諦めていないし、過去に取り組んだことにそれぞれ意義があると思っているからこそ、そんなセレンディピティに邂逅するのかもしれない。過去の自分が、そして未来の自分が、いまの自分を後押ししてくれるのである。


ビールをしこたま飲んで、ふわふわとした気分で帰る。翌朝が早いので、あんまりのんきに過ごしてもいられないのだが、明日は明日の風が吹く、とでも思うしかないだろうと思っている。コントロールできる、ということは大切だとは思うけれども、なにもかもをコントロールしにいこうとすることが正解ではない。