この冬。

Covidワクチンをまだ接種していない。予約もできていない。周囲では2回の接種を終えた人もちらほら出てきている。


これだけ感染者数が増えてもそこまで騒がれていないのも、ワクチンの接種がある程度進んでいるからなのかもしれない。たしかに重症者数も死亡者数もそこまで増えていない。


社会は少しずつ正常化に向かい、Covidも普通の風邪と同じように扱われはじめる気配がある。ただその一方で、この冬にはもうひと山なにかが起こるかもしれない、という疑念もぬぐえない。既に見えている部分では、ワクチンによる抗体が半年ほどで消えるためにイスラエルでは3回目の接種が来月から始まろうとしている。インフルエンザのように毎年ワクチンを打ち続けることになるのかもしれない。そして米国などでも再度のロックダウンの可能性も出てきた。


どうしても、「この波を越えればもう平時に戻る」と人間は思ってしまいがちだが、まだまだそうはいかないだろう。周りがどう言おうと、自分は自分でやることをやるしかない。ありったけの準備と、大丈夫だという根拠のない自信を併存して。