去年、そして今年。

去年の4月から6月ごろは、本当に辛いつらいとばかり言っていたな、と振り返る。現に辛かった。いまから思えばよくあのどん底から立ち直ったな、と思う。精神的におかしい部分もあったと思う。行動も一部おかしいときもあった。


自分でもどうしたらいいのかよくわからないままに、前に付き合いのあった人に連絡をとってみたり、不意に数年ぶりの再開があったり、なにかとエポックメイキングなことが起こった2020年でもあった。喪ったものは確かにダメージが大きかったけれども、そのことの意味をよく考え、自分の行動が変わるきっかけになり、自分の人生がまた新しい局面に入り始めたことを感じさせられる1年であった。


まだまだ傷は癒えなくて、ふとした瞬間にフラッシュバックのようにダメージが蘇ってきたり、自分でも思い出さないようにしているフシがあることを自覚している。いろいろ迷走もしたけれども、結局は日々を淡々と積み重ねて、努力を重ねることでしか乗り越えられないし、近道や一発逆転のミラクルなどはないのだということもよく分かった。自然な形で、2021年にきている流れに乗っていきたいと思う。