スタイル。

連休前夜から前半にかけてのなんとも言えない幸福感よ。天候も良くて、心身ともにリラックスしている。

気候が涼しくなってから、よく眠れている。平日はほとんど日付が変わる前に寝ている。眠り自体は浅いのかもしれないが、横になってから眠りに落ちるまでに時間がかかるということもない。

唯一、次の日から仕事だという日の夜だけは、寝付くのに多少時間がかかる。それは多分休日をめいっぱい過ごしきれなかったという後悔なのだろう。そう思えば、最近は自分なりに毎日やりきった、と思えているのだと思う。周りからの評価は別としても。朝になってTwitterFacebookのタイムラインで、夜更かししている人の投稿を見ると、元気だなと思うとともに、老婆心ながら昼間に出し切れていないものがあるからなのかな、と思ったりもする。

★★★

どうやらここ4〜5年くらいで完全に自分ひとりで仕事を進める癖が染みついてしまったようで、フロントとして営業している今も単独行動をしがちになっている。というよりも、他人とチームを組んで案件に取り組む、ということがどうにも下手である。これは自分自身の課題でもあるのだが、ある意味では人との相性の要素もあるのかもしれず、なかなか意識して矯正していく気持ちになれないのも正直なところである。ひとりでやった方が自分のパフォーマンスが発揮しやすいと思っているフシもある。こうなれば行く末はやっぱり自分で業を起こすことになるのだろうか。

周りを見てみても、この人1人でやればもっとのびのびとやれるのに、ぐんぐんと成長しそうなのなぁ、と思う人もいる。当の本人がどう思っているかはわからないが、もったいないことだと思う。これまで日本人は一般的に組織としての団結を深めて力を発揮すると言われてきたけれど、組織の枠組みが制度疲労を起こしたり、立ち向かう環境が変わって求められる能力も変化しているなかでは、これからは若いうちから個の力をぐんぐん伸ばすことができるような環境にいるほうが、幸せなのではなかろうかと思う。

そしてチームを組むのであれば、同じ組織のなかで組むよりも、外のつながりを生かすべきなのだと思う。適宜案件に応じてタッグを組んで、それが終われば分け前を精算していったんさようなら、とする。変に気を使うこともないし、嫌なら離れていけばよい。これからどういう仕事を積み重ねていくかは何ともわからないが、仕事のスタイルとしてはこのようにありたいな、という願望はある。会社という組織のあり方自体が、もっとアウトソーシングを活用するようになり、このスタイルに近付くのでは、とも思っている。