幼稚園の先生と話し込む機会があった。家でちょっと気になる行動があったので、早めにお迎えに行けた日に声をかけた。ベテランの先生は真摯に対応してくれて、日々の園での様子などを話してくれた。間違いなく、普段からひとりひとりの子のことをよくみているんだなあ、と感じられる話ぶりだった。
担任の先生は本当に素晴らしい仕事をしていると思う。これこそがプロフェッショナルなのだ。ひるがえって自分は本当にプロフェッショナルと言える仕事をしているかな、と自問させられるいい機会であった。その場しのぎの適当な仕事をしていることがないだろうかと胸に問うた。
流れ流れてひとつ、多少は専門と言えるようなものも自分は見つけられたけど、プライドをもって取り組めているだろうか。どこかで自分に対する甘えはないだろうか。無理にこうあるべきという形を作る必要は、いまの時代もういらないけれども、自然とプロフェッショナルとしての行動がにじみ出るような仕事ぶりでいたい。「正しさ」を追い求められるような仕事をし続けたい、と切に願う。
