変化への適応と粘り。

箱根駅伝、最終10区での大逆転。


諦めずに追い続けた駒澤も立派、追い抜かれはしたものの準優勝の創価も立派。以下の大学も青学はじめそれぞれに見せ場を作ったかとは思う。例年に比べるとこの選手が、というスターはいなかったけれども、全体のレベルがすごく上がってきていることを感じる。タイムが去年よりも悪いのは、気象条件によるものだろう。各チーム平等に、COVIDという制約がかかっているなかでも例年と変わらないパフォーマンスを出してくれたのはさすがとしか言いようがない。


ひるがえって社会人のビジネスの世界はどうだろうか。COVIDを成果が出ない言い訳にしてはいないだろうか。環境の変化に柔軟に対応して、戦略を立て、ちゃんと業績を上げている会社はある。無理だろうと諦めず、駒澤のアンカーのように少しの可能性を信じて努力ができているだろうか。


日本以上に世界は大きく変化に直面しているし、生き残ったことを僥倖として今まで以上にリスクを取る動きが出てくるだろう。のんびりと構えているか、それとも行動に移し始めるか。2021年が再スタートの年になる。