老後。

先週末から、両親が遊びにきていた。テレビ電話で毎日のように会話はしているのだけど、やっぱりリアルな形で孫と会いたかったようでgotoを利用してきた。


10か月ぶりの再会は、食事をしたり、孫を連れて遊びに出たりしたようで良い機会になったようだ。年末年始は休みも短く、思うように帰省したりという状況でもないかもしれないので、このタイミングしかなかったのだと思う。


両親にはいろいろと思うことも過去あったけれども、それぞれ70歳を目前にしてきて思うのは、ただただ余生を幸せに過ごしてくれれば、ということだけだ。他人からどう見えようと、自分自身が満足できていれば、人生は勝ちなのである。そういう意味では、老後の過ごし方なぞは、お金の心配さえ手当てして、誰かに迷惑をかけさえしなければ、好きなように生きるのがなによりなのだろう。


人生も折り返しに差し掛かってくると、またこれまでは見えなかった景色が見えてくるようになる。そして、あくせく気にしていたことが、本当は大して重要なことでなかったり、あるいはその逆だったり、ということもみえてくる。