肯定感。

妻が結婚式に出席のため、昼から息子と2人で過ごす。昼寝から起きた息子は家中を歩き回って妻を探し、悲しそうな顔をするが、おもちゃを出すと気持ちを切り替えられたようで、それから一心不乱に遊び始める。

一緒に遊んだり、ひとり遊びをしているのを離れて見たりしていると、1歳半を越えて息子もだいぶ成長したなと感じる。普段毎日一緒に過ごしているので、日々の変化はなかなか気づきにくいのだが、改めて1年前のことを思うと、昆虫が脱皮を繰り返すかのように、何段階も成長しているのだと感じる。

いまは日々言葉が増え、大人をマネした動きができるようになっている時期だ。意思も強固になってくるので、イヤイヤをされることもあって思い通りにはならないことも多いし、しつけも考えなければならない。でもその前に、この世界に対して、周りの人に対して肯定的に構えて生きていくことができるようになってほしい。生まれてきて良かった、と思えるようになってほしい。それが親の子どもに対する最大の役目だと思う。