奈落へ。

どうやら8月もいつも通りに始まりそうである。感染者数は増えているものの、勤務体系等が変わる気配もない。ある意味でこれがニューノーマルになった感もある。


そういう意味では、45月の緊急事態宣言下と変わらない部分も多い。唯一電車だけが混んでいるが、既にある程度の大企業は再度リモートワークを増やしているし、飲食店は6月ごろと比べればかなり閑散としてきた。一方で、それでも飲み歩くような人は4月ごろも変わらずいたし、コロナなんぞと構わず出張含めて飛び回る人はこれからもその行動を変えないだろう。そういう意味では、ここからさらに緊急事態宣言が発令されても、もはや人々の行動は大きくは変わらないように思う。それもあって、政府は静観を決め込んでいるのかもしれない。


そうこうしているうちに、びっくりするような不況がやってきそうだ。上場企業だけみても一瞬にしてキャッシュが尽きようとするところも多い。こうなれば、企業を下手に救おうとするよりも個人レベルでのセーフティネットを張っておくべきなのだろうと思う。生き抜くことだけ考えるしかない。