冷える。

去年のいま頃も、冷夏だと書いていた。7月半ばまではずっと肌寒かったのだ。7月下旬は夏休みで日本を離れており、そこからは例年通りの猛暑となった。


そして今年、2年連続で涼しい7月となっている。東京は昨日で18日連続降水で、最長記録を更新。そしてきょうもあっさりと記録を更新。月曜くらいまでは雨の日も続きそうだ。去年と違って太平洋高気圧の張り出しも弱く、雨が降らない日はあれども、真夏日に届く日も当分はなさそうである。


例年なら天候にやきもきするのだが、今年はそんな話題も吹っ飛ぶくらいに、コロナにやられている。この第二波で心を折られた事業者は本当に多いのではないだろうか。天候以上に景気の冷え込みは本当に深刻になってくるものと思われる。


令和の時代、のっけからなにか落ち込むようなイベントは起こるのかな、という予感は常々していてのだけど、いつも現実は予想を遥かに上回るスケールでやってくる。この焼け野原の跡になにが残るだろうか。僕らはなにをここに芽吹かせるだろうか、右往左往しながらぼんやりとそんなことを考えている。