アイドリング。

あまりこの言葉を使いたくはないのだけど、とにかく忙しい。いろいろと飛び込んでくるものを捌いていくだけで時間が過ぎていく。気づいたことはその場で済ますようにしている。そうでなければ忘れてしまうからだ。


出張にでもでなければ、じっくりと考えこむ時間はとれない。むしろそのために出張しているのかもしれない。ノートを開き、ここ数ヶ月のアクティビティを客観的に捉え直す。頭をからっぽにしないと、新しいアイデアは降りてこない。


オフィスのデスクにいるときは、常に脳をアイドリングの状態にしておかないと、とっさのことに対応できない。とはいえ、いつもアイドリングしていては心身も持たないのだ。散歩をしたり、遠くへと移動するのは、脳のエンジンをいったんきって、メンテナンスすることにも似ている。


昔と比べて処理しなければならない情報量は格段に増えている。だからこそ、自分の持っている型を整えることが大切になってくる。