おせっかい。

新入社員の子としゃべる機会があった。社会人人生のなかで新入社員がいる職場環境にいたのはほんの数年くらいなので、こちらが新鮮な気持ちになる。


老婆心ながら、彼の配属先でのふるまいについて、気をつけたほうがいいことをアドバイスしてしまった。いろいろと希望を持って仕事に臨むつもりだろうし、変に気を使わせるような処世術を最初から教え込むのはいかがなものか、と思いつつも、彼がつまらないことで最初の配属先の周りの人の反感を買うような芽を摘んでおいたほうがいいのではないか、と思ってしまいつい口が出てしまった。


もう世代も全然違うので、このおせっかいなアドバイスをしてしまって良かったのか、とんと判断がつかない。本当ならば、のびのびと自分の力を発揮してもらうべきなんだろうとも思うし、そうでない場所に居させることへの申し訳なさも感じる。若者の人生を預かって、成長をサポートするのは簡単なことではないなと改めて感じいる。