隔世の感。

8年前、東日本大震災のときに、当時遠方から通勤していた女性は会社の近くにホテルを取って通勤していた。彼女の業務が1日たりとも欠けてはならないものだったかどうかはもはや覚えていないのだけど、今から振り返れば隔世の感がある。台風などの災害で交通機関が乱れているときに、なにがなんでも出社しようとする人はずいぶんと減ったはずだ。


あと数年もすれば、平時に通勤ラッシュに揉まれて通勤することすら、ぐっと減ってくるだろうと僕は信じている。そうなれば、都心への交通アクセスや駅近であることに価値が見出されていたいまの不動産マーケットも若干変わってくるかもしれない。住居もしくはその近くのサテライトオフィスで過ごす時間が長くなれば、周りの生活環境がより重要な要素となるだろう。


時代が変われば価値観もどんどん変わっていく。昔の価値観に固執したり、むやみに振りかざすおっさんにだけはならないように。。