期初。

期初ということで、最近遠ざかっていた人と久しぶりに連絡を取ることが多い。新入社員などと違って節目ではないけれども、新年度というものは少なくとも心理的にはいいリセットの機会になるものだ。

同じ業界、近い業界の同世代と近況を報告しあう。期せずして、みな多かれ少なかれ今後のことについて悩んでいる。ある程度のキャリアを重ねてきたなかで、本当に自分のやりたいことはなんなのか、みな考え直す時期にきているようだ。

周りの話を聞いて、大いに勇気づけられた。とともに、これからの時代、どのよう立ち位置で過ごすべきか、ますます見えてきた。

人生における山も谷も、本当に神さまがいるかのようにうまく用意されている。ひとつひとつのことには必ず意図がある。いまは目の前のことをひとつずつクリアして、タイミングを計ることだ。いまの位置にいるままで飛び込んだ先の景色を見通すことはできないが、いま飛び込むのがいいぞ、というチャンスは、きっと目の前に示される、と信じている。