なんちゃらpay①。

3月末のエントリで、「paypayはこれからも使ってしまうことになりそうだ」と言っていたのだけど、果たしてそこから数ヶ月経ってみると、思ったほど使っていない。


確かに個人間送金ができるだとか、便利な点もあるにはあるのだが、結局のところ、ワンタッチで精算が済む交通系電子マネーと比べて、iPhoneのアプリを起動してバーコードを表示させるまでが手間なのである。日常の買い物については、結局のところ春の頃は割引があるから使っていただけで、割引がなくなってしまえば手間がよりかかるなあ、という印象だけが残ってしまった。


さらに言えば、流通系各社がそれぞれ独自のなんちゃらpayをそれぞれに出してくるのである。もちろん各社購買データを吸い上げたいなどの目的があってこその施策なのだろうが、キャッシュレス化を進めることで便利か世界を創り出すはずが、管理しなければならないアプリが増えるという合成の誤謬のような世界になってしまった。これならば、交通系電子マネーとクレジットカードの使い勝手を高めるだけで良かったはずなのだ。(明日に続く)