諦めムード。

先週末から選挙っぽいムードがはじまっているけれども、なんだか今回の選挙はこれまでにもまして積極的に投票したい、と思える先がなくなってきている。内政と外交の安定性を維持する、というメリット以外に与党に期待するものはなくなっているし、野党はこれまでよりもさらに高齢者世代を中心に据えたバラマキ政策を掲げているだけだ。誰もかれも若者や選挙権のない子どもからは搾取することしか考えていない。


あと何回総選挙が繰り返されれば、この図式はひっくり返るのだろうか。野党だって、子どもにツケをまわさないことに本当に力点を置いた政策を展開すれば、新しい支持者を獲得できるはずなのだが、それができないのは既存の支持者層(与党よりもより高齢者に偏っている)を手放したくないからなのか。本当に情けないと思う。


政治にみじんも期待できないなかでは、自助努力で生きる準備を淡々としておくしかないのだろう。