映し鏡。

「自分の姿は、普段よく付き合っている数人の映し鏡である」「付き合う人を変えると、自分も変わる」

高校を卒業する頃から僕自身これらの言葉を座右の銘のように据えて、判断軸のひとつにしてきたはずだったのだが、ここ数年はその言葉を忘れかけてしまっていた。

自分ではあまり気づいていなくとも、自分の姿は周りからはよく見えているものである。過信をすればそれはすぐにふるまいに伝わる。どこまでも謙虚にいかなければ、足もとをすくわれる。

今年もどんどん残りが少なくなってきた。これまで以上に安全運転を心がけて、ひとつひとつ積み上げていく。目の前の見えやすい成果よりも、ロジックに基づく行動を重ねていく。自分かわいさでものごとを判断せず、相手の立場にたつ。

ターニングポイントにきていることを自覚しているからこそ、今ここの行動が何年もあとに影響を及ぼすことを認識しておく。今までだって、調子の良いときはそうやって積み重ねてきたはずだ。淡々とやるだけだ。