思い切り。

少し前になるのだけど、家族でスキーに行った。2年ぶりのことになる。


2年前は子どもも2歳だったので、雪遊び、ソリ遊びで終わったのだが、今回はもう4歳なので、スクールに預けることにした。


1日目は初めてスキーをはくこともあり、なかなか滑るところまでも到達しなかったのだが、2日目には、緩斜面を少し曲がりながら滑ることができるまでに上達した。インストラクターさまさまである。


いちおう滑ることができるようになったので、リフトに乗せて上まで連れていく。ごくごく緩い斜面なので、ひとりで滑ってもらおうと思ったのだが、親が一緒だと、気持ちのふんぎりがなかなかつかないのか、いっこうにひとりで滑ることができない。仕方がないので、肩の下に手を入れて2人でくっついて滑りおりる。


なんというか、スキーは思い切りの要素が強いスポーツだとつくづく思う。気持ちを固めて、ひとりで踏み出してみれば、たとえ転んでも、どうすればちゃんと滑られるかのコツを体得することができる。親と一緒だと、なかなかそのふんぎりがつかなかったりする。スクールに入れたり、子どもだけでキャンプに行かせたりするのは、そういう意味では有効なのだろう。