一期一会。

昨日に続き、スキーの話を。前述の通り子どもをスクールに入れたので、大人は大人で自分の滑りを楽しむことができた。


言うまでもなく、スキーは天候、雪質、身体のコンディションに左右されるスポーツである。今度はこんな風に滑ってみたいな、と事前にイメージしても、諸条件によってその通りにいかないことの方が多い。


お金も時間も労力もかけて、なおかつ諸々の道具を揃えたりレンタルしたりして、会心の滑りが一度もできないこともある。なにしにこんなところまで来たんだろ、と思ってしまうこともある。そういう想定外のことも含めて受け入れて楽しむのが、スキーなんだなと、最近になってようやく思えるようになってきた。


だからこそ、会心の滑りができたときはとてつもなく気持ちいい。再現性のない一期一会のようなものだからだ。年齢的なものもあり、もうそんなに無理はできないけれども、細く長く続けていきたいし、子どもにもできる限りやってもらいたいスポーツだと思っている。