メッセージ。

昨日、いやな予感がするから用心しないと、と言ったとたん、その日の夕方にケアレスミス発生(というか、朝の時点でミスをしていたことが発覚)である。緩んでいた心に戒めを覚えると同時に、このミスはなんらかのメッセージである、と自らでしっかりと受け止める。

ここで目の前のミス自体に過剰に囚われているのではなく、もっと大きな落とし穴にはまろうとしていないか、と想像しなければならないのである。比較的小さなミスを通じて、自らを顧みる機会として、次に起こるかもしれなかったミスを回避しなければ、このミスは無駄になってしまう。

自分自身のことは未だに客観的に見えづらいが、他人のことは、はたから見ていて少しずつ見えるようになってきた。いまこの人は浮ついていて、きっとどこかでつまづくだろうな、だとか、この人はしっかりと地に足をつけているから大丈夫だだとか、人のことは比較的見えやすいものだ。同じように、自分のこともシビアに見られると、もっと良くしていけるとは思うのだけれども。