几帳面。
うちの息子は、2年前からトミカが好きなのだが、最近では「トミカタウン」がなかでも好きである。パーツを組み合わせて、トミカを走らせる街を作るのである。ある程度できあがっているものを組み合わせるので、レゴブロックなどと比べても作りやすい。
そうして作った街と道を、トミカを掴んで走らせる。「ブゥウウン」などという音声つきである。たぶんいろんな想像を頭のなかで働かせながらトミカを走らせているのだろうなと思う。なにを隠そう僕自身も同じようにトミカを走らせていたからである。
遊びを終えるときは、街のなかの駐車スペースに、一台ずつ丁寧にトミカを停めていく。途中で遮ることはできない(しようものなら喚いてしまう)。彼が納得するまで見守っている必要がある。限られたスペースにきっちりと並べていく。
このマイペースさと几帳面さは僕に似たのだろうか。遺伝なのか、後天的に親の姿を見て身につけたものなのか、気になるところだ。