黄昏。

休みの日、日曜の朝は息子を前かごに乗せてサイクリングに出ることが多い。サイクリングと言っても電動自転車だが笑。最近とんとご無沙汰のロードバイクが活躍する日は来るだろうか。。

自転車で駅とは反対側をしばらく進むと、大規模な団地に出る。かなり年季の入った白い壁のマンションが何十棟も建ち並び、ひとつの街を形成している。古めかしい飲食店や日用品店も、かろうじて営業している、という体で残っている。道を歩いているのはかなりお年を召した人たちだ。

調べてみると、30-40年前に建てられた民間のニュータウンだ。さすがに今では高齢の方が増えているのだが、それでも管理はきっちりされているようで、一定の評価はあるようだ。しかしながらいかんせん駅からは遠い。最も近い棟でも徒歩15分はかかるだろう。

修繕積立金も順調に溜まっており、本来ならば建て替えの時期が迫ってきているようだ。しかしながら、本当に建て替えはなされるだろうか。建て替えたところで、もはや新たな需要は取り込めないだろう。

しっかりしたマンションなので、無残な結末などになることはまずないと思われるが、どういう落着をみるか注目したい。