ラジオ体操。
この間久しぶりにラジオ体操なるものをやってみたのだが、身体が硬くなっていることに気づかされたうえに、しっかりやると息があがってしまった。いかに運動不足かということだ。
いちおう去年はハーフマラソンを走ったし、いまも保育園の送り迎えなどで自転車を漕ぐ時間は長いし、街中でも努めて歩くようにしている自覚はあるのだが、それでも使えていない筋肉はたくさんあるのだろう。年齢別の体力測定があればかなり低い方に属してしまう気がする。
うちの両親はここ数年公園で朝のラジオ体操をしている。たかがラジオ体操くらいと思っていたが、60をとうにすぎて毎朝寒いなかでひと通りの体操ができるというのはかなり体力がある証左ではなかろうか。おまけに睡眠時間も僕よりも短い。
お金よりも名誉よりも、健康がいちばん尊いというのは真理だろう。仕事に捧げた歳月を終えてさあ自分の好きなことをやろう、というところで、十分に健康であるということはなにものにも代え難い財産である。