ブームふたたび。

ニセコではいま大規模な別荘地が建設されている。これからチャイナタウンができるとも聞く。その是非はあるだろうが、いまもう一度リゾート地が見直されているように思う。

北海道もさることながら、本州のリゾート地もひところに比べれば息を吹き返している。どれだけ値下げしても売れなかった別荘に買い手がつき、荒れ放題だった更地に新しい建物が建てられようとしている例が増えているという。もう一度セカンドハウスを、という人たちもひそかに増えている。もちろん、基礎的なインフラがきっちりと整備されている日本の別荘地は、海外からも好評である。

捨てる神あれば拾う神あり、とまでは言わないまでも、こんなもの誰が買うんだ、というような物件であっても、ひょんなことで買い手がつくこともある。不動産仲介とは、唯一無二の最上の買い手をうまく探してあげる作業であり、その出会いを見つけ出すところに醍醐味があるのだと思う。