(まさに)ポエム。

今朝は寒くて目が覚めた。起き上がるとすぐに、Tシャツと短パンから、パーカーとスウェットに着替えた。季節の変わり目はいつも、不意をついてやってくる。

今夜は久しぶりに都内で同業の方と飲み会。マンツーマンでしっぽりと飲んで店を出れば、吹きすさぶ風に思わず身が縮まる。ジャケットを着ずに出勤したことをこの時間になって後悔する。

当たり前のことだけれども、時間は待ってくれなくて、すぐに僕の先を行っては振り返って、早くこっちへ来いよ、と呼びかける。僕は彼女が見えなくなってしまわないように、慌てて追いかける。

季節が流れていくように、僕を取り巻く環境もびっくりするほど早く変わっていく。もはや流れに身を任せるしかない。ただ、渦に巻き込まれて沈んでしまわないように、最低限の舵取りは失ってはならない。

この早い流れのあとに、僕はどこに行き着くのだろうか。自分でもわからない。わかっているのは、たどり着いた場所が、答えになるのだろうということだけだ。