壊れたまま。

珍しく帰宅の電車が遅れる。幸いにして座席を確保しているので、作業をしながら帰ることはできるのだが、最近ではこんなことは珍しいものだ。

 

最近は細々としたことに手を取られていると、あっという間に夕方くらいの時間になってしまっている。もっともっと前向きなことに時間を使いたいのだが、そうはいかないジレンマがある。まあ、その時々で自分の役目も変わるということなのだろう。いまは目の前のことを投げ出さずしっかりこなすしかない時期だ。

 

ターミナル駅に着いて、人がどっと乗り込んでくる。通路から座席に人が迫り出してくる。マスクをつけている人もずいぶんと減った。以前は、こんなにぎゅうぎゅうの車両であれば、covid-19に感染をしてしまわないかとヒヤヒヤとしたものだが。時代は元に戻ったものだとつくづく思う。

 

人流は増えているのだが、消費が活発になっているわけではない。円安に伴う物価高で、確実に内需は落ち込んでいる。いろいろとジリ貧になっている感じが否めない。元通りになった部分と壊れたままの部分がある。