感傷。

久しぶりに長い出張に出ている。相変わらず忙しくはあるのだが、出張に出ると1人の時間が長いことと、Covid-19が流行してからは初めて訪れるような場所に降り立つと、どうしてもいろいろと感傷的になってしまう。

 

いまでこそ強がって、充実した毎日を送ってはいるが、鬱屈した日々を過ごしていた時期もあるものだ。しんどいなあ、しんどいなあとつぶやきながら生きていた時もある。

 

渦中にあるときは、先が見えなくて、苦しさしか感じられない、そんなこともある。それでも前を向いて、笑って、一歩ずつでも歩いていく、投げ出さない、それが自分という人間の生命線だとも思っている。それができるためには、いつもどこかで、自分のなかに余裕を持っておかねばならない。

 

そのために、自分を甘やかせられるときは、思いっきり甘やかせておくべきなのである。それは美味しいものを食べるだとか、お風呂につかってゆっくりするだとかいうことだけではなくて、脳に栄養を与えてあげることも大切だ。ケチってはならないところだと思う。