隠居。

故郷から両親が来訪。だいたい年2-3回くらいのペースで来る。こちらから大阪の実家に泊まる時とはまた違った印象がある。

 

もう70歳を超えたわけで、完全にお年寄り、という感じになってきている。それでもいまの70歳は昔に比べればかなり若いとは思うが、これが75歳を越えるとガクっと老いがしのびよってくるのだろう。

 

親の姿を見ると、早々とリタイアして地域の活動に勤しんでいるのは正解だな、と思ってしまう。普段の仕事でも、親と同世代の人がカウンターに立つことはあるし、そういう人たちに、ちゃんと仕事をやってくれ、そんなクオリティでは困る、などと言ってしまうこともあるのだが、ふと自分の胸に手を当ててみると、なかなかひどいことを自分は言っているなと思ってしまう。本来であれば、そのような歳になれば少なくとも経済活動からは離れるべきなのだろう。

 

というわけで、老いが垣間見える両親を見ながら、別のことに思いを馳せてしまった週末ではあった。