はたらく。

企業の社会的意義がいまほど問われている時代はない。自らが持てるスキル、展開している事業がどのように社会課題の解決につながるか、意識をすることが求められるようになった。

それは、方向付けをするようなものでもあれば、意識をすることで改めて再発見をするものでもある。身近なことであれば、誰の役に立っているのか、大きなことであれば、持続可能な社会づくりにどう関わっているのか、立ち止まって考えてみる。そうすることで、自分のなかでのモチベーションもまた湧いてくるし、向かうべき道筋を照らす光となってくれる。自分が自分が、では人も離れていく。もはや社会の大半はそういった価値観では動いていないし、瞬間風速で築き上げた収益をベースにあぶく銭を手に入れようとするようなやり方は早晩通用しなくなってくる。淡々と、あくまで淡々と本質を突き詰めて、自分がどのように「はた」を「らく」にするか、考え抜いて向き合っていく。