ヒリヒリ。

いろんなことがあった金曜日。血湧き肉躍る時間を過ごせているというのは幸せなことだ。

 

なんだかんだで自分はこうやってヒリヒリするような時間が好きなのである。仕掛けのために目的地の近くに泊まり込んで、あまりの緊張のためにほとんどまんじりともしなかったこともあるし、どうやって電話しようか、携帯電話の前で10分以上固まったこともある。こういう経験を経るごとに図太くなり、ふてぶてしくもなってくるのだ。そのうち少々のスリルではびくともしなくなってくるのは果たしてよいものかどうなのだろうか。

 

心身ともに負担にはなるし、ひと山越えるとどっと疲れも出るのかもしれないけれども、やっぱりこう言う仕事が好きなのである。止まっていた時間が動き出した感覚がある。あとは、スッとそれに乗っかって走っていくだけである。

 

自分の感じた直感を大切にして、あとはやりきるだけだ。ここにきて、ツキが回ってくると信じたい。