ゆびさき。

仕事はじめということで、あくせくと動くわけではないが、ゆったりと、指先で連絡を取り合う。いまはもうPCメールでもなくて、SNSやSlackなどで年賀のあいさつをして、そこから仕事のコミュニケーションをはじめるようになった。わざわざ手を止めて電話で話すでもなく(電話でもスピーカー&ハンズフリーにして手元作業は続けるということもできる)、仕事のスタイルとしては非常に効率的になってきたと思う。そのうえで、対面で、距離の壁を越えて話すべきことは手間をかけてでも赴く。

年をまたいで、なんとなくわざわざコミュニケーションが遠ざかっていた人とも、年始のあいさつを機にまたコミュニケーションを復活させたり、なかなか言いたくても言い出せなかったことを切り出せたり、やはり新年は切り替えて新しいことを始めるには良いタイミングだ。今年はどんなことができるだろうかと楽しみになる。

投資や事業性の目利きはそれなりにできるようになってきたとは思うが、基本的にはこのようにして連絡を取り合える人がいる、というネットワークこそが自分の力の源泉なのだと思う。損なわないように今年も大切にしていかなければならない。