キャンプ②。

(昨日の続き)

かくいう自分は、というと、初めて親元を離れて泊まりに行ったのは5年生の林間学校。23日だったが、帰宅するなり泣いてしまった。6年生になってからも、34日の自然教室も、涙がにじんでしまった。1泊の修学旅行はさすがに、という感じである。もう30年くらい前の話だから、恥も外聞も時効である。それからすれば、そこから数年後に一人暮らしを始めて、そこからは基本的に地元を離れて生きている、というのはけっこう劇的な変化ではある。

 

自分と息子を比べると、息子のほうがいろんなことへの耐性があるとは感じる。一方で、小学3年生ともなると、既に完全に自我があり、心の中ではいろいろなことを考えていたし、もちろんそのようなことは親には一切言わなかったと思う。うちの子には見ている限りでは、そのような行動をするような精神の発達は備わっておらず、さして悩みごともなく、日々忙しいスケジュールをこなしているように見える。ただ、こればっかりは大人からはわからないものなのである。そして、むやみに立ち入る場所でもないだろうと思っている。