本気の夏。

まだ梅雨明け前なのだが、いきなり真夏のような陽気になった。これまでもたしかに蒸し暑かったのだが、本気の暑さにはクラクラする。天気予報も晴れが続いて、いよいよ本当の夏到来という感じである。そしてこの陽気にウンザリしてしまうということは、自分は本当は夏があまり好きでないということを再認識させられる。

それこそ自分が子どもの頃の30年以上前の夏はここまでは暑くなかった。世界はどうなってしまうのだろう。体温を超えるような暑さの中で人間はどこまで暮らすことができるのだろうか。それをいえばインドなどでも、はたまた大陸中国でも猛烈な暑さはあるので、空調という文明の利器で人類は強かに生きていこうとするのだろう。

高校野球の予選もいつも通りに行われているが、大変だと思う。特別な理由がない限り運動を控えることが推奨されるほどの、熱中症警戒アラートがでているのに、なぜ旧来通りこの時期にトーナメントを行うのか。明らかにおかしいことが昔からの慣習のままに続けられているということをどう捉えればよいのか。そろそろ見直してもいいのだと思うし、野球がやりたいからといってあえて高校野球にまい進する必要性もないのかもしれない。