新入社員。

先週に引き続いて新入社員の姿をよく街でみかける。今までは自分が新入社員だった時のことを思い出すことが多かったのだが、今年はもし自分のところに新入社員がやってきたらどうなるかなぁ、と想像することが増えた。

いくつかの会社のなかで仕事をしてきたけれども、新入社員と関わることは比較的少なかったように思う。今の時代は新卒で入社して勤め上げる、という考えもずいぶんと薄れてきているのが本音のところだけれども、それでも新卒で入社してその会社で働き続ける、ということには価値があると思うし、そういう社員がコアメンバーとして会社のDNAを継承していく、という考えがあってもよいとも思う。そして、中途入社の社員とは違って、新入社員が会社に吹き込む風、というものが確かにあるのだということは自分も実感する。

もう少し先のことになるのかもしれないけれども、いつかは必ず、新入社員と一緒に仕事をして、こちらが育て上げるだけではなく、彼ら彼女らから学ぶ機会を作りたいと思っている。20年近く、仕事を通していろいろな経験をしてきたつもりであっても、まだまだやっていないことが多いなと感じる。