チームビルディング。

いま担当している仕事は、土日も関係なくものごとが動いていく。そのたびにぬか喜びをしたり、気分が沈んだりしかねないことも多いのだが、だんだん一喜一憂していてもしょうがない、と思うようになってきた。よくも悪くも肝が据わってきたと言うべきなのかもしれない。

もちろん四六時中そのような情報にさらされているからには、対象のものごとに対する愛着がなければできないことだと思っている。それは産業として好きだ、ということもあるし、どんな状況にあっても現場をまわしていく人たちへの敬意もある。一人では到底できないようなことを組織で達成していくために、どのような打ち手を重ねて、どのような言葉をマネジメントとして届けるのか、そしてそのために自分自身を律してできることはなにか、と考え続けるのだ。そのような領域の仕事は今までやってみたことがなくて、ややもすれば一匹狼のように動いてきた自分が、人との関わりのなかでひとつのものごとを達成するということに、今楽しみを持って取り組めているというのはやや意外でもある。